型コロナウイルスへの対応

吉祥寺移転以来設置しております、医療用電解水生成器で短時間で大量の酸性電解水(次亜塩素酸水)をつくり、診療や超音波洗浄水、うがい、器機の清掃に利用してまいりました。 この酸性水は塩の水溶液(塩化ナトリウム(NaCl))を陽極と陰極が隔膜で仕切られた三室型の電解槽内で電解し、陽極側において生じる次亜塩素酸(有効塩素濃度20〜60ppm)を主生成分としており化学薬品は一切不使用で人体には無害です。 原液で使用しますが手荒れが無くしっかり消毒ができます。 外出帰宅後の喉のうがいにも最適と考えられます。

次亜塩素酸水(有効塩素40ppm)は高濃度(1,000ppm)の次亜塩素酸ナトリウムに匹敵する抗菌・抗ウイルス活性(高いノロウイルス不活性化活性も示す)を示します。 (下表参照) 
*次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリで皮膚や粘膜を溶かす働きがあり、作用機序はまったくの別物といえます。

 

2020年3月10日より、イーデント歯科室では通院中やリコールチェックをお受けになられる患者さんの希望者には、無償で下記のようなボトル入りの強酸性水を提供しております。 

酸性電解水(次亜塩素酸水)の殺菌活性
(一般財団法人機能水研究振興財団)
電解水生成器 (FineOxer FOW-1000)

3月10日に作成した次亜塩素酸水を室温で特別な遮光をせずに室内日陰に保管したものを毎日試験紙でチェックしております。

4月10日現在十分な有効塩素濃度が保たれています。

 

酸性電解水の次亜塩素酸(HOCL)は殺菌のメカニズムがアルカリ性の次亜塩素ナトリウムとまったく違います。

上記試薬用のボトルに栓をしっかりと密封すれば最大1カ月前後は効能が保てますが、原液で直接作用させるのが基本です。 有機物に触れると速やかに水に戻りますので、液をガーゼに浸して使ったり、内面に汚染のある容器に保存しては殺菌効果が発揮できません。 スプレーボトル(アイロンの霧吹きスプレー等)に詰め替え使用する場合も残存分は数時間で効果が薄れると考えられます(上図アルコール用スプレーボトルは2週程度使用可)。 アルコールや他の消毒剤と違い身体に優しいためうがいには最適ですが、清掃では基本的に皮膜状に濡れた面を作り10秒以上置くことが有効であり、布で一瞬に拭き取ることは、アルコール消毒同様あまり意味がないものと言えます。 有機物に反応して効力がなくなるので油膜があったり汚れの目立つ面の消毒には不向きです。

【保存方法】
(1)遮光‥日光に当てないようにして下さい。
(2)密封‥栓をしっかり閉めて容器の外の空気にふれないようにして下さい。
(3)冷暗‥暗くて涼しい所で保存して下さい。

【保存状態と使用期限】
(1)遮光なし、密封なし状態‥2~3時間以内に使って下さい。
(2)一般的な遮光、密封状態‥2週間程度、使用可能です。ただの水に戻ります。
(3)完全な遮光、密封状態‥4週間程度、使用可能です。

当院の実験では上記の二重栓のボトルなら、特別な遮光のない室内保存で毎日数十秒開封して2カ月後でも有効塩素濃度30PPM以上を試験紙で確認されますので、家庭用なら充分と考えます。

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