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抜歯部へのインプラントを回避する方法
歯根ハセツやムシバの進行で1歯のみを失うような状況で、これまで多くの場合は隣りあった歯を削り、いわゆるブリッジを装着して歯並びの悪化を防ぐことが行われて来ました。 しかしながら、健全な歯の表面を犠牲にしたり、複数歯のかみ合わせが大幅に変化することも見受けられ、ブリッジの耐用年数を含め拡大治療の弊害が指摘されるものでした。
歯科用インプラントを利用した欠損修復は問題部位のみの単純化された治療となり、経験年数の少ない術者でもそれなりの結果が得られ、近年急速に普及してまいりましたが、他の選択肢に対する治療法の理解がなかったり煩雑さ回避の傾向から、包括的な情報提供がなく患者さんのインフォームド・チョイスが機能していないのが現実と考えます。
他の修復治療とインプラント治療の両方に精通した者による、治療法の比較検討もすくない状況で、下記供覧する治療法のヴァリエーションも選択肢に含められれば幸いです。
後方歯の矯正移動
アンカー 1
*埋伏智歯も引き出し
自家歯牙移植
アンカー 2
*12年経過時点
*10年経過時点
アンカー 3
自然挺出
*約2年経過時点の状態
*矯正力も併用で約4か月
精密修復
アンカー 4
*ピンレッジブリッジ//矯正後先天欠損部の補綴
海外移住前に装着 25年間使用
//矯正後先天欠損部の補綴
アンカー 6
精密義歯
*マウスプレパレーションという既存のかぶせ物を義歯を安定させる形体に作り替え、義歯維持装置と一体で製作する。
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